犬ごはんクックブック番外編レシピ「鶏肉のワンコごはんボール」と「デトックス薬膳スープごはん」

           

今回の犬ごはんクックブックは、第5回enkaraドッグフォトコンテスト「愛犬が大好きな犬ごはんレシピ」受賞作品をご紹介します!個性豊かな手作り犬ごはんのお写真をたくさんご応募いただきありがとうございました!愛犬の年齢や好み、体調、シチュエーションなどに合わせて普段の食事にプラスオン!日常に「もっと美味しい」を気軽に取り入れていただけたら嬉しく思います。今回は2つのレシピをご紹介させていただきます。受賞者の皆さま、改めまして貴重なレシピの共有をありがとうございました。

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優秀賞「鶏肉のワンコごはんボール」

〈 材料 〉体重5.0kg目安の1食量
・ご飯 70g
・鶏肉(胸肉、もも肉、ささみ) 50g
・ブロッコリー 25g
・人参 20g
・生姜 適量
・ゆで卵(白身)1個分
・スキンミルク 小さじ1
・飾り用の焼き海苔 適量
〈 作り方 〉
1.鶏肉は熱湯で茹でて細かく刻んでおく。愛犬のサイズに合わせて一口大にカットする。
2.デコレーション(わんこのお顔用)の分は別にして分けておく。1/2ずつミンチ状とみじん切りにしてわんこの顔を形成する。完成したら蒸しゆでにする。目と鼻の部分になる海苔は食べる直前に付ける。
3.人参と生姜はすりおろす。
4.ブロッコリーはよく茹でて、たべやすいサイズにカットする。ゆで卵も茹でて、黄身と白身に分けておく。今回は白身のみ使用。
5.ボールに鶏肉3種類、人参、生姜、ブロッコリー、スキンミルク、ご飯を入れて軽く混ぜる。
6.お椀タイプの小さな丸みのある器にサランラップをしいて、ゆで卵白身を最初に入れてその上に先程混ぜたご飯を重ねていく。ある程度丸く形状する。仕上げに焼き海苔で目と鼻を付け、周りに飾り用ブロッコリーを乗せたら完成!

〈 ポイント 〉
・ご飯のこと
今回はどのご家庭にもある白米を使用しました。ダイエット期間中は、玄米を使うことが多いです。玄米は、ビタミンCと食物繊維が豊富なのでオススメです。ただ普段から玄米食ではない犬の場合は白米の方が食べやすいです。白米は糖質が高いため量を調整してください。

・食材のこと
人参は、カロテンが豊富なので私はよくすりおろしてあげています。細く刻んでも良いですが、消化が良いようにすりおろしがオススメ。
ブロッコリーは、人参同様カロテンが豊富な食材。食物繊維とビタミンCも含む優良野菜。
生姜は、免疫力の向上、老化防止、関節炎、心臓病、発汗を促し、新陳代謝を促進する隠れた脇役。体力が低下している時や免疫力が低下していたり、食欲不振の際によく使います。

・私の考える犬ご飯
犬ご飯の基本は、人間同様にタンパク質・ビタミン・ミネラル・脂質・糖質です。
特に肉類とミネラル・ビタミンは極めて重要なポジションを占めます。
私の犬ご飯の原点となったのは先代の柴犬トムの存在でした。アレルギー体質でフードが合わず身体が悲鳴を上げていた犬でした。病院でも原因不明で私も何がいけないのか全く分からず悩んでいました。最終的に行き着いた答えこそが毎日の食事でした!手作り食へ切り替えたところ、アレルギー体質が改善傾向になり、数値も良好に。
毎日コツコツ煮てあげたり炒めたり、「今日は何がいいかな?」と犬と向き合う時間も増え、コミュニケーションも多くなりました。
喜怒哀楽があるのもあたりまえ、もちろん失敗作も多数あり、食べてくれなかった日もありました。お互いに向き合う事で食を通じて信頼される飼い主になったのでは?と思います。
柴犬は飼い主に忠実な犬種であると言われていますが、それは犬に認めてもらい、互いに信頼できる関係性があって、初めてそこで成り立つ事です。
コミュニケーションは非常に大事なこと。
犬ご飯もコミュニケーションを図る上では欠かせないと私は考えています。愛犬のトムは、18歳で犬余生を終えましたが、彼の存在があったからこそ、今があると感謝しています。
このレシピが皆さんと愛犬達との暮らしの豊かさに繋がれば幸いです。素敵なワンご飯時間を♪
受賞者:Banbiさん
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優秀賞「デトックス薬膳スープごはん」

〈 材料 〉
・豚肉
・豚レバー(フリーズドライ)
・しじみ汁(身も少し)
・さつまいも
・ピーマン
・スナップえんどう
・ブロッコリー
・平茸
・(a)コラーゲン
・(a)薬膳ふりかけ
・(a)クコの実
〈 作り方 〉
1.野菜を茹でる※シュウ酸を気にする方はブロッコリーとさつまいもは別茹で
2.茹でた野菜をブレンダー(ミキサー)で攪拌する
3.野菜を茹でたお湯で豚肉も湯掻きカットする
4.野菜、お肉をお皿に盛り付け茹で汁も少々かける
5.(a)をトッピングして出来上がり!

〈 ポイント 〉
基本的にチャチャッと「茹でる」事が多いです。
この日は解毒、肝機能を高める効果のあるしじみをお裾分けしました。身は野菜と一緒に攪拌してます。
うちの犬は肉類がゴロゴロしていても消化に影響しないのですが、野菜のカットが粗いと便が増えたり緩くなる事があるので基本的に攪拌します。(野菜によっては攪拌せずカットする日もあります。)また、炭水化物はお米を使わない日はさつまいもやかぼちゃ等を使ったり、日替わりでオーツ麦や玄米なども使います♪
(a)のトッピングも日替わりで。お味噌など塩分を足したり、生姜やオイル、すり胡麻などなど♪
神経質に分量を計ったり、栄養を考え過ぎたりせず、体調と相談しながらメニューを考えています。茹でる事が多いのも簡単だからです♪

受賞者:ゆきみさん


今回のレシピも飼い主さんの愛情がギュギュッと詰まった犬たちへの優しい手作りご飯でしたね。ごはん時間を通じて犬ともっとコミュニケーションを♪美味しい時間を一緒に楽しむことで、豊かな時間がますます増える。そんな気持ちになりました!
ぜひ、お休みの日や時間がある時だけでもいつものごはんにトッピングとして、取り入れていただけたら嬉しいです。

[文・構成/enkara編集部]
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