WHAT’S “宮古島SAVE THE ANIMALS”
写真:宮古島SAVE THE ANIMALS代表の中原さんと保護犬たち
ヨガインストラクター兼動物保護活動をされてきた大阪出身の中原絵梨奈さんは、2017年お子さんと共に宮古島へ移住しました。宮古島だけでも年間400頭弱の犬猫が本土に送られ、殺処分されていることに強く課題を感じ、自宅で保護活動を始め「宮古島SAVE THE ANIMALS」を立ち上げます。現実、日々増えていく保護を必要とする犬と猫たち。「避妊去勢を徹底管理し保護犬猫を減らして、島の中で新しい家族を探す」という理想からは程遠い日々でした。そんな中、中原さんは自宅を売却し、宮古島内に1000坪の土地を購入することを決意します。2019年3月クラウドファンディングに挑戦し、700人を超える多くの協力を得ることに成功!2019年4月特定非営利活動法人KATZOC宮古島事業部としてリスタートしました。
現在の活動
2019年4月から、避妊去勢にかかる費用を宮古島セーブザアニマルズが全額負担をし、島内の犬猫避妊去勢大作戦を開始!さらに、施設設備を今まで以上に充実させました。宮古島SAVE THE ANIMALS施設で7月に譲渡会が開催されたと聞き、取材をさせていただきました。施設はとてもオープンで保護されている犬たちと気軽にふれあうことができ、譲渡だけを目的としたものではないところも魅力の1つだと感じました。多くの観光客が訪れる宮古島で、観光客の方も対象に保護犬譲渡をしている点も興味深かったです。
空輸バゲージボランティア
また、離島ならではの課題として本土など離れた土地で新しい家族が決まった際に、その犬を運ぶ必要が出てきます。その時に、バゲージボランティアというボランティア活動があることを今回はじめて知りました。犬のみを貨物として空輸すると多額の輸送費がかかりますが、航空機利用者がその方の手荷物として犬を同機で委託することで空輸経費を抑えることができ、航空会社からのケージ貸出サービスも受けることもできます。
バゲージボランティア募集については、「宮古島セーブザアニマルズ」のFacebookやインスタ投稿などから対象日程と空路を確認することが出来ます。
宮古島を旅する予定がある方は事前にチェックされてみてはいかがでしょう?
どうやって保護犬の家族になれるの?
基本的な譲渡フローは下記の通りです。
希望者の生活環境調査→トライアル期間→費用や飼育などの契約内容に同意→正式譲渡完了!
<譲渡会情報>
Miyakojima1_2park(宮古島ワンツーパーク)
毎月末 日曜日14:30-17:00
※ふれあいスペースは、毎日14:30-17:00オープン
※WEBサイトで事前に確認をお願いします
<団体情報>
特定非営利活動法人KATZOC 宮古島事業部
宮古島SAVE THE ANIMALS
https://katzoc.net
子ども達から古着を回収し、犬服に作り変える「アップサイクルドッグウェアプロジェクト」で作られた世界で1着しかないサステナブルな国産ドッグバンダナ。
売上は、野犬たちの譲渡促進を目的としたプロジェクトや情報発信に循環しています。
子ども達から古着を回収し犬服に作り変える「アップサイクルドッグウェア」プロジェクトで作られた世界で1着しかないサステナブ…