Before living with dog

犬との暮らしを考えた時に

「犬と暮らすこと」それは即ちバディと共に暮らすと決めたあなたの責任が問われることです。犬との暮らしは、誰でも実現できることではありません。また、犬は何かの代替えではありません。子どもや孫の代わりでも無く、犬という生きものです。だからこそ、犬を尊重し、犬を知り、犬との暮らしを想像し、犬として愛し、後悔のない最良の選択を実現してください。そのために必要な全ての情報をここに集約します。

\はじめましょう!/

【これから犬と暮らす方へ】
STAGE1 犬との暮らしを知る

犬と暮らす【前】に考えること。そもそも迎えるべきは犬なのか??今の環境や状況で犬と暮らせるのか?犬は、想像以上に生活や日常、経済状況を変えます。どれだけ小さな犬だとしても、安易に犬を迎えることは選択できません。まずは、知ることから。本当に”今”、あなたは犬と暮らして豊かですか?15年間、ずっとその気持ちや環境が続きますか?このステージは想像力が大切です。

犬と暮らしたら変わる10のこと

これから犬と暮らしたいと考えるすべての方へお届けする「犬と暮らしたら変わる10のこと」。犬の性格やサイズ、年齢など環境や状況によって若干変動はありますが、ほとんどの犬たちに当てはまります。1つづつタップして入念なチェックを。(PDFダウンロード付き ※個人でご利用ください)

犬との暮らしに必要なお金のこと

犬との暮らしは、生涯経済的に継続して大きな負荷がかかります。その費用は、年間平均34万×15〜20年(※アニコム損害保険調べ)と言われており、犬1頭の生涯にかかる飼養費用の目安は、小型犬350万円、中型犬460万円、大型犬570万円です。状況によってそれ以上かかることを念頭において置きましょう。

《全ての犬に必要なもの》

《必要な場合かかるもの》

犬と暮らせるのかな?はじめの5チェック

はじめに、犬と暮らす上で基本的な環境のことをご自身で確認してみましょう。この5つの質問は、まだ見ぬ犬たちがあなたへ贈る最初の質問リストです。

5つ全てに自信を持ってチェックを入れることができた時、あなたは犬を迎えるステージへ進むことができます。もし1つでも不安や悩みが残る場合、あなたは今、犬を迎えるタイミングではないでしょう。犬を迎える環境や生活基盤を整えてから再度考えることで、今後、余裕を持った上で豊かな犬との暮らしが実現します。場合によっては、犬以外の選択肢も視野に入れて柔軟なパートナー選択をおすすめします。

おすすめ情報 for STAGE1

STAGE2 犬をどこから迎えるか考え動く

犬と暮らすイメージが膨らんだら、実際にどんな犬と暮らしたいのか?2頭目を考えている方も同様、どこから迎えるか、具体的に考えていきましょう。でもちょっと待って、その前に、あなたはどんな性格?どのくらいの体力がある?年齢は?家族構成は?犬種を考える前にまずは、【自分を知ること】がとても大切です。ここからは考えると同時に、実際に動いていくことが増えていきます。『犬と暮らす自分の姿を想像してみましょう___今あなたはどんな風景の中、誰と一緒にどんな犬とそこにいますか?』『犬から見て、あなたはどんな姿に映りますか?』『あなたはどんな時間が好きですか?』さぁ、自分に向き合う時間からスタートし、理想のビジョンを再確認していきましょう。

あなたにはどんな犬がおすすめ?

自分を知り、その上で未来のバディを決めるステージにきましたね!毛色が珍しい、サイズが小さい、ぬいぐるみみたいに可愛い〜♪仔犬を見るとあまりにも愛らしくて、つい理性を失いそうになりますね。とても良く分かります!仔犬はそのくらい魅力的、そして愛おしい存在です。でも犬は装飾品ではありません。その気持ちを切り替えて冷静に、自分自身の理想のライフスタイルを見つめて進みましょう。まずは、犬種の前にどんなタイプの犬があなたに合うのか見てみましょう!

(A)仔犬・保護野犬

楽しいことが大好きで、犬との人生に大きな期待を持つあなた。犬は癒しや可愛さだけではないことを十分理解していると思います。迎えた犬に対し最期まで責任を持つことを大前提とし、時にライフスタイルが変化して継続飼育できなくなった時は、信頼のおける新しい家族に譲渡することを約束できる場合、仔犬や保護野犬との生活をおすすめします。

(B)シニア期の譲渡犬

相手を尊重し、穏やかな時間を好むあなた。シニア期のケア、障がいサポートは時間も金銭負担も大きく、日々向き合い続けるため、時に気持ちが落ち込むこともあります。そんな時は、前向きに慈しむ時間へ心を切り替え、最期まで共に生きる責任を約束できる場合、シニア期の譲渡犬との暮らしをおすすめします。

(C)成犬期の譲渡犬

忙しい毎日を過ごすアクティブなあなた。ある程度落ち着いた犬を迎えたけれど、それでも新しい家族のルールを犬が理解できるよう時間をかけて犬に向き合う必要があります。すぐに完璧なバディになれるものではない事を理解した上で、心に余裕を持って犬を迎えることを約束できる場合、成犬期の譲渡犬との暮らしをおすすめします。

犬種から特性を調べる

現在、世界には非公認犬種を含めて700〜800の犬種があるといわれており、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では、国際畜犬連盟(FCI)により公認された355犬種のうち、206犬種を登録しています。また純血種は、牧羊犬や使役犬など10グループに分かれています。(引用:JKC 2022年4月現在)
その前提の上、犬の系統図をご覧いただければと思います。過去20,000年間の歴史を簡略化した家系図から犬の分布を知ることができます。(引用:naturalbornguardians)この図では、対する犬種は最も遠い血縁を持つ犬種だと言うことが分かり、家族のニーズに合わせて犬種を選択する際、大いに参考になります。

日本の犬の流通を知ろう!うちの犬ってどこから来たの?

私たち日本人が犬を家族に迎える前に知っておきたい日本の犬の現状。大切な家族との出会いを特別な瞬間に。そして、安心できる信頼の上で。その選択は、全て飼い主にあると私たちは考えます。保護された犬だからと言って全てが正しい選択とは言えません。中立的な視点で流通を知り、愛犬をどこから迎えるのか選択をしてください。

犬を選ぶときに1番重要なことは?

犬を選ぶときに1番重要なことは「性格」です。飼い主と似ている性格の犬を迎えた場合、お互い満足度が高いと発表されています。飼いたい犬種がある場合は、まずその犬種がもつ遺伝的な特徴を一通り理解し、その上で個体の性格を見定めることをお勧めします。(研究:Applying the interpersonal circumplex to the behavioral styles of dogs and cats )また、多頭飼育を考えている方は犬同士の組み合わせや相性も熟考することで早い段階から穏やかに暮らすことが実現します。

犬はバディとして暮らすため、飼い主との相性が極めて重要です。とは言え、どんな犬が自分や家族には合っているのか?先住犬がいる場合、特に悩みも増えるでしょう。enkaraでは犬と暮らす前、犬の特性を知る専門家からカウンセリングを受けることをお勧めしています。「犬を飼う前カウンセリング™」では、ドッグトレーナー西村緑彩や愛玩動物飼養管理士井手香織に60分間オンライン相談することが可能です。犬を飼う前に専門的な視点から進むポイントやアドバイスを得てみませんか?

「犬と家族になること」飼い主のインタビュー

おすすめ情報 for STAGE2

STAGE3 犬と暮らしはじめたら学び続ける

いよいよ家に待望の犬がやってきました!ここからが本当のスタートです!あなたは今後、必ず様々な悩みが生まれ情報を検索することになるでしょう。そこで大前提からお話しします。

全ての情報に通じることですが、昨今、情報は探さずとも無数に溢れ、自動的に流れてきます。その中からより価値ある情報を探すことが最も難しいでしょう。例えば検索エンジンでトップに出てきたからといって、その情報に信憑性があるとは言えず、ChatGPTで検索し、オープンAIによって平均的な情報は知り得たとしても、あなたの個性や悩みに合わせ寄り添う情報提示は難しいと思います。その理由は、あなたがこれから向き合う対象が「個性を持つ生命」だからです。そんな時は、enkaraのWEBサイトへ戻ってきてください。enkaraでは、犬にまつわる様々な公式情報を発信しています。最新の研究結果、公式発信の数値データ、トレンドを駆使し、未来に必要な流れとして今ベストな情報発信を行うことを重要視しており、今まであたり前だとされてきたことを全て疑うことからスタートした、オリジナル情報で構成しています。そのため、enkara発信の情報は本WEB内のみで閲覧することができ、他にはない情報を受け取ることが可能です。もし探してもenkaraの中にあなたが必要な答えがない場合、情報のオーダーをお願いします。あなたに代わって、必要な情報や答えをリサーチし多くの方が閲覧できるようWEBサイトへ掲載します。

enkaraMarket

enkaraMarket(エンカラマーケット)は、「環境への取り組みと価値がマークでわかる犬と人のマーケット」です。犬や人に優しいのはもちろんのこと、地球環境やダイバーシティ、ジェンダーなど犬に関わるモノやコトを通じて、社会に価値を提供する企業と商品、サービスを厳選しご紹介し、お客さまからそのストーリーをご購入いただく、新しい形をご提案しています。全ての商品には、最大3つのマークで示すストーリーバッジ、廃棄ロスに取り組むエコフレンドリー、そして売上は ドッグメディア「犬を知るをアップデート!enkara」の運営資金へ循環するシステムを取り入れています。厳選した企業が製造販売するドッググッズをご紹介するECマーケットです。

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基本知識

犬との暮らしは豊かです。何故豊かになるのか___それはこの場でお伝えせずともここまで読み進めていただいた中で十分感じていただけたかと思います。犬はひたすら真っ直ぐに飼い主を愛します。その愛に応えることができるのか___犬の立場として自分自身を飼い主として見た時、バディと言えるのか。今、胸を張って言えずとも、その姿を目指したいと行動を変化させることは出来るのか?その意識と視点が大切です。繰り返しになりますが、犬との暮らしは誰しもにとって最良な選択ではありません。また、犬は何かの代替えや依存の対象ではありません。犬が犬らしく、犬としての喜びを感じる一生を送れるかどうかは、全て飼い主に委ねられていることを忘れず、犬を迎える前に出来る限りのイメージをした上で、ドッグトレーナーや専門家のアドバイスを受けて選択してください。私たちは、あなたが最良のバディと出会える日を願っています。

By enkara

>VISION「私たちは循環する社会の仕組みを創る」

VISION「私たちは循環する社会の仕組みを創る」

今までの犬と暮らす当たり前や固定概念にとらわれず、新しい情報や価値観を知ることで気づきを得るために、様々な情報発信や活動をします。最終目標として掲げる「循環する社会の仕組みを創ること」を実現するため、ミッションとして、“犬を知る“をアップデートし、より豊かな関わりで犬と人が本質的に繋がり、共に生きる姿を提案します。私たちは、循環サイクルの中でその未来を創造し実現できることを強く願いビジネスを営む社会を目指します。

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