いぬびとは、犬と暮らす人たちの個性あふれる日常のヒトコマを紹介します。犬と暮らす家族の数だけ、犬と人の暮らし方があります。でもそんな皆さんに共通することは、犬が大好きな人たちの日常は犬たちへの愛で溢れているということ。犬好きによる 犬好きのための 犬愛溢れるインタビュー。第16回は、色々な事情が重なり知人宅で飼育困難になったあずきを引き取り、共に神奈川県横須賀市で暮らすいぬびとTomoさんをご紹介します。Tomoさんは、SUPボーディングスクールを経営されています。海との関わりが深いTomoさんが考える犬との暮らしをお伺いしました。
色々な事情が重なり、あずきの世話が困難になったため保健所に連れて行くことになると聞き、私とパートナーで急遽引き取ることを決めました。とにかく迎えに行かないと!と思い、あまり準備期間もなく、車で島根に向かいました。
あずきの様子は事前に送ってもらっていた動画で見ていましたが、実際に会うともう少し痩せていましたね。
外飼いだったようなので、島根の2月の気候を考えると、早く迎えに行ってよかったと感じました。また、抵抗せず車に乗ってくれたので、そこもまず一安心、あずきの様子を確認しながら、安全運転で神奈川に連れて帰りました。」
それでも私のわがままに付き合い、頑張ってついて来てくれるので、愛おしさが一層増しますね。SUP後は、大好きなごはんとお散歩で、あずきにも満足してもらうようにしています。」
犬と人が心地よい環境を築くエネルギーの輪を作っていく
“心地よいエネルギーのループ”をお互いで回し続けることが大切なのかなと思います。
そのカギとなるのは、私とあずきにとってはSUPだったり、キャンプだったり、日々のお散歩のように思います。」
それと、神奈川の家に到着し、シャンプーした後、へとへとのあずきが私の横にぴったりくっついて寝始めた姿ですね。」
“心地よいエネルギー”そのもの
「犬と人が心地よい環境を築くエネルギーの輪を作っていく “心地よいエネルギーのループ”をお互いで回し続けることが大切なのかなと思います。」
人間が穏やかである。そのマインドは大前提かと思いますが、Tomoさんがおっしゃるように、相互作用があってこそお互いにとって心地よい関係性が築かれると私も常に感じます。心と心が繋がっていくような、そんなイメージをいつも愛犬と体感しますが、それは家族として迎えた瞬間をゼロベースとし、日に日に増していきます。
愛犬の心境を知ること、そして人間の心境を知ってもらうこと。
その先に、パートナーシップが築かれ、心地よい循環が生まれるのではないかと思います。縁があって家族として迎えた愛犬とエネルギーの繋がりをもっと温めていきたいと再認識するインタビューでした!Tomoさん、ありがとうございました。