いぬびと 〜犬と暮らす人たち〜#23 浅野 里実さん

           

「いぬびと」では、犬と暮らす人たちの個性あふれる日常のヒトコマを紹介しています。犬と暮らす家族の数だけ、犬と人の暮らし方があります。様々な形がありますが皆さんに共通することは、日常が犬たちへの愛で溢れているということ。犬好きによる 犬好きのための 犬愛溢れるインタビュー。
第23回は、ドッグサーフィン世界大会2位、スケボー犬・キックボード犬としてギネス世界記録へ挑戦しているコーダ(11歳)と暮らすいぬびと浅野 里実さんをご紹介します。

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コーダ君との出会い

イングリッシュコッカースパニエル仔犬

里実:「先住犬がアイリッシュセッターとミニチュアダックスフントのレッドだったので、アイリッシュセッターより小さくミニチュアダックスより足が長い茶色い犬を探し求めていました。
いろいろ調べて、イングリッシュコッカースパニエルにたどり着き、2011年のクリスマス、ブリーダーから生後2ヶ月で我が家にやってきました。 」

一緒にサーフィンを始めたきっかけ

ドッグサーフィン

里実:「高校生の頃からボディーボードをやっていた私は、仔犬のコーダをボードに乗せて一緒に波に乗っていました。それを見た知人がスポンジのロングボードを譲ってくれたのが始まりです。ロングボードで波に乗せてみるとはじめから上手に乗れていたので、そこから2人の趣味になりました。」

今までで一番心に残るシーンは?

ドッグサーフィン2

里実:「犬と人が一緒に乗るタンデムサーフィンに挑戦するようになり、初めて自分のパドリングで沖からコーダと一緒にサーフィン出来た時、夢が叶ったと思いました。」

ドッグサーフィン世界大会

「それから数年後、アメリカのドッグサーフィン世界大会からオファーがありビデオエントリーで去年6部門で賞を総なめすることができました!」

今後二人で挑戦したいと思っていること

ドッグサーフィン3

里実:「ドッグサーフィン世界大会のドッグタンデムサーフィンで優勝することです。」

犬と暮らす日常の中で大切にしていること

里実:5つの自由を保障すること。エンリッチメントを提供すること。人間社会とのギャップに困らないようにマネジメントすること。基礎的なトレーニングはやっておき、忘れないように繰り返すこと。いつも犬を楽しませる、犬にとって魅力的な人であること。これをすることでフェアな関係で、お互い信頼していると言えると思います。」

ドッグサーフィン5
里実さんにとって“犬“とは?
犬です。コーダは家族の一員で大切な存在です。子どもとも言えるし、パートナーとも言えるし、親友とも言えると思います。私の場合はコーダを理解したいがために、会社員を辞めて犬の行動コンサルタント、ドッグトレーニングインストラクターになりました。体の一部だと言ってもいいと思います。

編集部です。今回、里実さんのインタビューの中で一番心に残ったのは「犬にとって魅力的な人であること。」というメッセージです。写真の表情からもおふたりがどれほど共に本気で遊び、挑戦することが幸せなのか感じられると思います。また、里実さんの笑顔を見ていると、コーダくんにとって里実さんがいかに魅力的なのか、コーダくんの目線や心を感じます。愛犬に自分はどう写っているのか、一貫して信頼を得る行動を犬に見せているのか。犬との暮らしは、自分自身の内面に深く向き合うきっかけをいつもくれます。誤魔化さず、避けず、正直に、犬に映る自分を客観視したいと感じました。
里実さん、とても素敵な気付きをありがとうございました。enkaraは、おふたりの挑戦を心から応援します!

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[文・構成/enkara編集部]

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今までの犬と暮らす当たり前や固定概念にとらわれず、新しい情報や価値観を知ることで気づきを得るために、様々な情報発信や活動をします。最終目標として掲げる「循環する社会の仕組みを創ること」を実現するため、ミッションとして、“犬を知る“をアップデートし、より豊かな関わりで犬と人が本質的に繋がり、共に生きる姿を提案します。私たちは、循環サイクルの中でその未来を創造し実現できることを強く願いビジネスを営む社会を目指します。

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