『犬と歩く世界』イギリスで犬と暮らす日常〜ケンブリッジ Part2〜 長谷川未奈

こんにちは!未奈です。前回は、私たちの住むケンブリッジの一部をご紹介しました。
今回は、私たちの普段の散歩の様子をご紹介しようと思います。
私の職業がフローリストという事で、イギリス生活の中で常に身近にある様々な植物も一緒に皆さんへご紹介します。
今回は、新緑が眩しい季節「立夏」に咲く、美しく爽やかな植物たちです。
犬と暮らすイギリスの風景を感じていただけたら嬉しいです。

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第2回目「イギリス ケンブリッジ」の街並み

散歩は毎日1時間から2時間弱、雨でも雪でも頑張って行っています。
イギリスは本当に公園が多く、我が家から徒歩圏内に大小合わせて6つの公園があります。
日替わりで別の公園に行ったり、2つの公園をハシゴすることもしばしば。

よく行くのは家から徒歩5分ほどの大きな公園。
この辺りは交通量も多く、家が密集した住宅街の中ですが、公園内に入ればそれが嘘かのように平和で自然豊か。様々な生き物や人々の憩いの場となっています。

イギリスでは公園内のほとんどでリードなしでの散歩が許されています。
もちろん、飼い主の判断でリードをつけている犬もいますが、この公園の常連犬だけで言えば、約90%がリードをつけずに散歩をしていて、彼らが自由に走り回ったり、飼い主の元へ駆けていったりする姿は見ていてとても微笑ましいです。

このセサミの満面の笑みは紛れもなく、「おやつください」の顔ですね。

いつもセサミや他の犬におやつをくれる優しい飼い主さんが何人かいて、この公園の常連犬の中ではトップクラスの食いしん坊セサミは遠くからでもその人たちを見つけて走っていきます。

見てください、この嬉しそうな顔。
セサミは犬よりもその飼い主さんの方が好きなのです。
いや、その飼い主さんが持っているおやつが何より好きなのかも。

お座りしながら尻尾をフリフリ、じーっと見つめるのが必殺技。
たまに全く見知らぬ誰かの元へ走っていって、この必殺技を披露していることもあります。

ちゃんとごはんは、あげているんですよ!

今日も得意のブレイクダンスの練習です。

イギリスでは公園自体がドッグランのようなものなのですが、反対に人間の子どもが遊ぶエリアが柵で囲まれていて、「犬は立ち入り禁止」となっているのをよく見かけます。

また、野生の動物や水鳥がいるエリアではリードをつけるように注意書きがしてあります。
「ここから先は犬にリードをつけてください」と書かれています。
この向こうにはたくさんの水鳥が生息しています。

はい、前回に引き続き2度目の登場です。
エリザベス女王の御物、白鳥様のお成りです。
人間が来ると食べ物をもらえると思って近づいてきます。(あれ、どこかで聞いた覚えが。)

なんとこの日は、恐る恐るここまで近づいて勇敢にも白鳥様との交流を試みたセサミ。

やはりダメです怖いです。白鳥様に威嚇される前に逃げ出してしまいました。
さすが女王の御物、格が(圧が)違います。
ただし、お互いに「食いしん坊」という点では共通の話題を見い出せそうな予感が致しました。
次回に期待です。

そこから奥へ行くと、先ほどの白鳥様のパートナー様が巣の上で卵を温めていました。
昨年も3羽の赤ちゃんが産まれましたが、今年もまた赤ちゃんが見れると思うととても楽しみです。

さて、私のインスタグラムには毎年登場するカウパセリ。
この季節、この公園はこのふわふわの花でいっぱいになります。

田舎育ちの夫曰く、「雑草」だそうですが、
私はこのカウパセリでいっぱいの公園が大好きです。
良い香りもするのですよ。
カウパセリはイギリスに元々生息していた植物で、イギリス広域の道路脇や森林地帯など至る所に生えています。にんじんの仲間なんだそうです。
ヘムロックという毒のある植物とよく似ている為、恐らく子どもが間違えて触らないようにと名付けられた、“Mother die”(母、死す)というちょっと怖い別名も持っています。

私の大好きな藤の花もご紹介させてください。
イギリスではこのように家や建物の壁につたわせるのがとても人気です。

これは数あるケンブリッジ大学の建物の一つ。歴史ある建物にもよく藤が絡められています。

日本の藤棚が大好きだった私ですが、初めてこういった家や建物をイギリスで見たときは感激しました。
藤は18世紀の終わりにアメリカから、その後19世紀初頭に中国や日本からもたらされた、比較的イギリスにとっては新しい植物です。
和の雰囲気を感じる花だと思っていましたが、イギリスの建物や風景にもとても素敵に溶け込んでいて
ますます藤が好きになりました。(ちなみに我が家の庭には藤棚を作ってしまいました!)

また、イングランドの国花であるバラをつたわせている家もとても多く、この時期は散歩で色々な家の前庭を見るのがとても楽しみです。

素敵ですよね!
今回は、私たちの普段の散歩風景をご紹介しました。
暖かくなったイギリスの風景を楽しんでいただけたら嬉しいです!では、また♪

プロフィール

長谷川 未奈(フリーランスフローリスト)
イギリス(ケンブリッジ)に住む犬好きな日本人です。
2018年にキプロス島から元野良犬のセサミを保護し、セサミとイギリス人の夫と、動物や環境に優しい楽しく豊かな生活を模索しながら日々マイペースに暮らしています。
本職はフリーランスのフローリスト。
犬はもちろん、太陽とお酒とご飯とイギリスのチップス(フライドポテト)が大好きです。

名前:セサミ
性別:女の子
生年月日:推定2016年(キプロス島から2018年推定2歳でケンブリッジへ)
好きな食べ物:チキンと海苔
好きなこと:食べる、撫でられる、嗅ぎ回る

[文/長谷川 未奈・構成/enkara編集部]

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