- 2024年5月13日
- 2024年5月14日
🔒抗菌薬、抗生物質の効かない薬剤耐性菌(AMR)が増加していることを知っていますか?犬と人の薬剤耐性菌、最新研究報告を知ろう!
薬剤耐性の仕組みと危険性 、そして、犬から人への感染について発表した、ポルトガルと英国の研究者が共同研究結果と福井県衛生環境研究センター研究員永田暁洋氏が発表した研究成果に触れながら犬と薬剤耐性菌(AMR)について最新情報をお伝えします。
薬剤耐性の仕組みと危険性 、そして、犬から人への感染について発表した、ポルトガルと英国の研究者が共同研究結果と福井県衛生環境研究センター研究員永田暁洋氏が発表した研究成果に触れながら犬と薬剤耐性菌(AMR)について最新情報をお伝えします。
フィラリア予防薬は、ここ数年で大幅にアップデートされ、フィラリア・ノミ・マダニ・寄生虫等が全て1錠で予防できるオールインタイプや、液状の滴下薬タイプ、そして年1回の注射接種等、様々な種類が増えました。さらにそこから薬剤の成分まで多岐に渡っていきます。愛犬の特性や犬種、健康状態、そしてライフスタイルや環境、経済面などに飼い主の考えを反映し、愛犬にとってベストな選択をかかりつけ医と一緒にしていただけたらと思います。受け身の姿勢ではなく、飼い主が犬のフィラリア症について知識をアップデートしましょう。
2023年夏頃から、「アメリカで原因不明の犬の呼吸器疾患が拡大している」というニュースをご覧になった方も多いと思います。現在までに少なくとも全米12の州で同様の報告が相次いでおり、米農務省や獣医学機関が原因の究明を進めていますが、今のところ病原体の特定もできておらず感染経路や感染状況の詳細も分かっていません。今回は、日本に暮らす犬たちの感染リスクと、愛犬を守るための対策について、そしてこの問題に対してどんな意識が重要なのか考えていきたいと思います。
「毎年、犬のワクチン接種をする必要ってあるの?」「副作用が怖い。」「うちはワクチンを打たない方針なんです。」などなど____犬との暮らしも長くなってくると、正直様々なタイプの飼い主さんに出会うため、愛犬へのワクチン接種に関して多種多様な考えや選択を伺ってきたように思います。でも、その短絡的な愛犬主体のチョイス、本当に続けていて大丈夫ですか?今、耳が痛い、考えが違う___そう思った貴方にこそ、一度固定概念を外して読んでいただきたい犬のワクチン接種についての情報をお届けします。
2023年春、新たに ”愛玩動物看護師”が誕生しました。”人”の医療の場に、国家資格を有する医師と看護師がいるように、”動物”医療の場においても獣医師の他に、愛玩動物看護師が存在することになります。新たにはじまる”愛玩動物看護師”とはどんな役目を担う存在で、2023年4月から何が変わるのでしょうか。犬たちだけでなく私たち飼い主にとっても関わりの深い、愛玩動物看護師についてアップデートしていきましょう!
3月になると”狂犬病ワクチン予防接種”のお知らせが自治体から届き始めることから、春は予防接種の季節とされています。多くの飼い主がワクチンについて気になるこの時期に、近年危険な医療サービスの存在が問題となっています。このような医療サービスは、あたかも安全であるかのように謳っているため、飼い主が正しい知識を持ち正確に判断することが大切です。犬たちの健康と安全のために有効な「ワクチン」も、誤った認識と行動は愛犬を危険に晒すことに繋がりかねません。毎年のことだからこそ、改めて「ワクチン」について考え、アップデートしていきましょう。今回は、末吉動物病院 獣医師 原先生に詳しく教えていただきます。
毎年犬たちへ行う狂犬病予防接種、定期的に接種する混合ワクチン。飼い主の責任として多くの方が接種されていると思います。では、なぜ?改めて何のための予防接種なのでしょうか。ワクチン接種により、毒性を弱めた病原体(生ワクチン)、または死滅させた病原体やその一部(不活化ワクチン)を体に入れることで、抗体(免疫)を作らせることができます。あらかじめ免疫をつけておくことで、実際に感染したときに発症しない、もしくは重症化を防ぐことができます。春の予防接種の前に、今回は意外と知らないワクチンについて考えてみたいと思います。