カンガエル
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犬と人のより良い未来を「カンガエル」

  • 2024年3月08日
  • 2024年3月08日

🔒犬にリーダーは必要?その価値観は本当に古いのか?愛犬を困惑させないために、飼い主はどうあるべきなのかを考える

「犬と人間は対等で平等な関係である」、「犬の本能を尊重する」といった考え方がベースとなるポジティブトレーニング(学習理論)について、現在世界で主軸となる2つのドッグトレーニング理論の1つとして以前enkaraでもご紹介させていただきました。ポジティブトレーニングの主軸となる考え方の1つとして「リーダーは必要ない」というものがあります。そしてリーダー論を過去のものとする考えも耳にします。極端な例として、オオカミのように飼い主がパックのアルファである必要はないと思いますが、そういった側面でのリーダー的存在ではなく、犬には方向性をリードする存在、安心することができ、頼れる存在は必要なのではないかと考えています。今日は、犬にリーダーは必要なのか?その点を改めて理論だけではなく感情の側面から考える時間にしたいと思います。

  • 2024年1月23日
  • 2024年1月23日

🔒アメリカにおける原因不明の犬の呼吸器疾患流行から、私たちは何を学び、行動するのか?

2023年夏頃から、「アメリカで原因不明の犬の呼吸器疾患が拡大している」というニュースをご覧になった方も多いと思います。現在までに少なくとも全米12の州で同様の報告が相次いでおり、米農務省や獣医学機関が原因の究明を進めていますが、今のところ病原体の特定もできておらず感染経路や感染状況の詳細も分かっていません。こうしたニュースを目にした時、海外の話として他人事になってしまうことも多いと思います。しかし犬は手続きを行うことで海外を行き来することも可能であり、更には感染症の原因や詳細が分かっていない以上、日本で暮らす犬たちに蔓延する可能性はゼロではありません。上記の呼吸器疾患だけでなく、そもそも日本の犬たちはあらゆる感染症に感染するリスクが諸外国に比べて高い状況におかれています。その理由は何故なのか?今回は、日本に暮らす犬たちの感染リスクと、愛犬を守るための対策について、そしてこの問題に対してどんな意識が重要なのか考えていきたいと思います。

  • 2023年12月13日
  • 2023年12月13日

🔒人間の子どもと犬との境界線___擬人化する流れは犬にとってどんな影響を及ぼしてしまうのか?

近年、愛犬を家族の一員として捉えることがあたりまえの社会となってきました。そして”家族の一員”としてだけではなく、愛犬がまるで赤ちゃんや子どもであるかのように接したり、同等の商品やサービスを求める飼い主も多く、人間の子どもと犬との境界線がなくなっているように感じます。果たしてこの、犬を”擬人化”する流れは犬にとってどんな影響をもたらすのでしょうか。そもそも人と犬は、全く異なる種です。”家族”であり大切な存在であると言うならば、人間目線ではなく、「犬の目線で犬として快適な暮らしとは何か」を考える必要があります。今回は人と犬との違いを改めて見つめ直し、その答えを考えていきたいと思います。

  • 2023年10月31日
  • 2023年10月31日

🔒何を基準にトレーニング理論を選択すれば良いのか?ドッグトレーニングの必要性を再考する

犬と暮らす私たちにとって、愛犬の問題行動の悩みは大なり小なり誰しもにある事だと思います。ほとんどの飼い主が悩みを抱えているにもかかわらず、日本ではまだまだドッグトレーナーなどの”犬の専門家によるトレーニングを受けること”が一般的ではなく、身近な存在ではないように感じています。また、「専門家からトレーニングを受けたいな」そう思って少し検索してみても、多種多様な考え方とあらゆるトレーニング方法で情報が溢れており、このような混沌とした状況も専門家によるドッグトレーニングに踏み切れない原因の一つになっています。しかしながらenkaraは、犬と暮らす多くの方々にとって「専門家によるドッグトレーニングがもっと身近な社会になること」を望んでいます。なぜドッグトレーニングが必要なのか、そして何を基準にトレーナーやトレーニング理論を選択すれば良いのかを考えるきっかけとなることを願って、本記事では現在の日本のドッグトレーナー事情を、飼い主目線でお伝えしていきます。

  • 2023年10月03日
  • 2023年10月03日

🔒未来に繋げる保護犬の選び方。信頼できる場所から迎えるために、確認すべき重要な1つのこと

犬を家族へ迎える際、選択肢の一つである”譲渡”。現在、愛護センターや保護団体、友人知人など様々な場所から犬を譲り受けることができますが、譲渡条件や手続き、費用については相手や機関によって大きく異なります。これまで「譲渡費用」と「譲渡条件」に注目し、現状についてそれぞれお伝えしてきました。本記事では、多様な譲渡元と知るべきポイントについて詳しくお伝えしていきます。長年、譲渡件数を増やすこと、つまり”保護犬”を迎え入れる人が増えることで、日本の保護犬問題や殺処分は解決していくものと考えられてきました。しかし、現在の犬の生体流通や新たなビジネスモデルの登場によって、譲り受ける相手を間違えるとそれは解決どころか、保護犬問題を助長する可能性が極めて高くなっています。それはなぜなのか___譲渡における背景をお伝えします。

  • 2023年9月26日
  • 2023年10月02日

🔒日本の犬の流通を可視化する〜うちの犬ってどこから来たの?〜 TYPE5 マッチングサイト

日本の動物保護は、動物愛護センターを中心とした仕組みを目指しているものの、現状、民間の「保護活動を支援する立場」と「動物を直接保護する立場」が大きく関わり、役割分担が行われ、その仕組みが成り立っています。保護犬ビジネスも横行する今、適正に情報をキャッチし、見定める目と知識が必要です。今回は「TYPE5 マッチングサイト」についてお伝えします。マッチングサイトの中で紹介されている犬たちは、そもそもどこから来た犬たちなのでしょうか。近年、利用者が増加している犬のマッチングサイトの仕組みを紐解いていきたいと思います。皆さんの“犬を知る“を一緒にアップデートしていきましょう!

  • 2023年9月19日
  • 2023年10月02日

🔒【徹底図解】日本の犬の流通を可視化する〜うちの犬ってどこから来たの?犬の流通まとめ

これまで、日本の現状における”犬の流通”について、流通毎に分けて可視化し問題を紐解いてお伝えしてきました。犬を取り巻く様々な問題がある中で、なぜenkaraは”犬の流通”についてここまで重要視しているのか。それは”犬の流通”こそが、ダイレクトに”犬たちの幸せや健康、そして未来”に繋がると考えているからです。流通過程での死亡も多く、現状、日本の犬の流通の構造は、残念ながら不健全な形であると言わざるを得ません。今後どのように変化していくことが望ましいのか。その対策を講じるには、先ずは流通の全貌を理解し、どこに問題があるのかを見定めることが重要です。今回は、これまでに公開してきた「TYPE1野良犬と野犬」から「TYPE4保護団体」までの全ポイントをまとめてお伝えします。

  • 2023年4月26日
  • 2023年12月14日

いつもの散歩にゴミ拾いをプラスオン! PloggingDogアクションSTORY #11 木村さん&りん&ガッつん(神戸市在住)

「犬と暮らす人はマナーが素晴らしいと多くの人に認知してもらいたい!」その想いから2021年3月にスタートしたPloggingDog(プロギングドッグ)は、愛犬と一緒にいつもの散歩にゴミ拾いをプラスオンするアクションです。第11回目のインタビューは、兵庫県神戸市にお住まいの木村さんと愛犬りんちゃん&ガッつんくんをご紹介します。〈続きを読むには、下記より会員登録が必要です↓↓〉

  • 2023年4月11日
  • 2024年3月18日

🔒【令和4年最新版】環境省発表統計数値をenkara視点で紐解く!

2021年4月1日から2022年3月31日までを対象期間とした、令和3年度における「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」について、環境省から統計資料が正式発表されました。例年年末に発表されてきた統計資料ですが、令和3年度の資料については3ヶ月遅れて今年3月に発表され、最新版ではありますが対象期間が2021年4月から1年間というコロナ禍の規制も多かった時期となります。

  • 2023年2月14日
  • 2023年10月02日

🔒なぜ多頭飼育が起こり、そして崩壊するのか?アニマルホーダーの心理と問題を併せて考える

”多頭飼育崩壊”こんなショッキングな言葉を、最近では頻繁に目にするようになってしまいました。テレビやメディアでも多く取り上げられ、どのような状態のことを指すのかは想像に難くないのではないでしょうか。多頭飼育問題は全国的にも問題視され、2019年に改正された動物愛護管理法では、適正な環境下での飼養や繁殖制限の義務化など、飼い主が遵守すべき責務が明確化され規制も強化されました。法律が変わるほどの社会問題である多頭飼育問題とは、そもそも何が原因で起きるのでしょうか。そして解決に向けてどんなことが必要なのか___今回は、多頭飼育問題が発生する背景や問題点、また身の回りで起きた際にどうすべきなのかについて考えていきたいと思います。

  • 2022年11月29日
  • 2023年8月30日

いつもの散歩にゴミ拾いをプラスオン! PloggingDogアクションSTORY #10 小雪さん&ちゃこ&とんぺい(神奈川県在住)

「犬と暮らす人はマナーが素晴らしいと多くの人に認知してもらいたい!」その想いから2021年3月にスタートしたPloggingDog(プロギングドッグ)は、愛犬と一緒にいつもの散歩にゴミ拾いをプラスオンするアクションです。犬と暮らす日常に新しいマナーを追加することで、楽しく健康的に《犬の社会的地位向上》を目指しています。コロナ禍の新しい生活様式に対応し、どこか1ヶ所に集まるのではなく、Instagramでメンバーが繋がり、距離を保ってどこからでも自由に誰でも参加できます。世界中へ広がるこの活動に参加されているメンバー、それぞれのストーリーを紹介する連載。第10回目のインタビューは、神奈川県にお住まいの小雪さんと愛犬ちゃこちゃん&とんぺいくんです。”PloggingDogアンバサダー”も務めていただいている皆さんの活動ストーリーをご紹介します。

  • 2022年11月25日
  • 2023年8月30日

犬と一緒に公園を散歩したい!青森県弘前市が行う【犬と散歩ができる公園】プロジェクトとは?

近年、公園等で犬を散歩させてはいけないという法律や条例はないにも関わらず、地域によっては公園内の犬の散歩を全面的に禁止する自治体もあり、全面禁止では無いにしても、都心部では以前よりも散歩できる公園が減った___という声も聞くことがあります。公園は誰でも利用できる公共のスペースではあるものの、犬と一緒だと入ることができない。日々、気持ちよく犬と散歩がしたいと願う愛犬家にとっては頭を悩ませる問題です。そんな中、【犬と散歩ができる公園】プロジェクトをスタートした自治体があることを知りました。今回は、プロジェクトの内容や現状、今後について、青森県弘前市 都市整備部公園緑地課 管理係主幹兼係長 成田さんにお話を伺いました。

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VISION「私たちは循環する社会の仕組みを創る」

今までの犬と暮らす当たり前や固定概念にとらわれず、新しい情報や価値観を知ることで気づきを得るために、様々な情報発信や活動をします。最終目標として掲げる「循環する社会の仕組みを創ること」を実現するため、ミッションとして、“犬を知る“をアップデートし、より豊かな関わりで犬と人が本質的に繋がり、共に生きる姿を提案します。私たちは、循環サイクルの中でその未来を創造し実現できることを強く願いビジネスを営む社会を目指します。

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