今春3周年!PloggingDog®アクションとは改めて一体どんな活動なのか?

           

PloggingDog®アクションは、いつもの散歩にゴミ拾いをプラスオンすることで、犬たちが愛される社会を飼い主みんなで築く活動です。2021年4月にスタートしたPloggingDogアクションは、それぞれお住まいの地域のいつもの散歩道でゴミを拾い、その写真をインスタグラムにハッシュタグ #ploggingdog を付けて投稿するため、誰でも、どんな環境でも取り入れることができることもあり、あっという間に緩やかに広まり、現時点までに約450頭のメンバーからご参加いただいています。タイミング的にコロナパンデミックの緊急事態宣言 真っ只中にスタートしたため、同居家族以外の繋がりが希薄になる中、オンラインで楽しく繋がる場としての役割も担えたのだと感じています。今日は、PloggingDogをなぜ始めたのか?そして今後どのような方向へ繋げていきたいのか___年始、新たにご参加いただく方も増える今だからこそ、私から皆さまへ想いや今までの経緯をお話しさせていただけたらと思います。

SPONSORED LINK

Ploggingdogアクションをはじめた理由

ある日、いつものように愛犬とお散歩をしていた時、「犬のお散歩禁止!」「排泄物を持って帰ってください!」など…街には犬の散歩に対してネガティブなサインで溢れていることに気がつきました。あたりまえのことすぎて、そこに疑問を持ったこともなく、「排泄物はちゃんと持って帰らねば」という意識はあれど、ネガティブな感情に対して何かできることがあるとは、長年思えなかったのです。

「犬の散歩、いつでも大歓迎!」というような、散歩ウェルカムなサインが無いことが改めて悲しく、何かできることはないか、と考えた結果生まれたのがPloggingDog®アクションでした。

行動の目的や本質は、ポイ捨てゴミを無くすということではなく、「犬と暮らす人はマナーが素晴らしいと多くの人に認知してもらいたい!」という、犬たちへの愛からスタートしています。そのスタンスは案外効果的で、ゴミを見た時に「うわ〜〜〜酷い」というネガティブな感情ではなく、「愛犬と一緒に盛大にゴミを拾って、道ゆく人にこういう行いをする飼い主もいると知ってもらえるチャンス!」と変換できる魔法の心構えとなり、その飼い主のポジティブな心は、必ず愛犬に伝わるものだと思っています。

Ploggingdogは学ぶコミュニティ

PloggingDog®アクションは、愛犬と一緒にゴミ拾いをすることがベースとなりますが、「犬たちが愛される社会を飼い主みんなで築く」という目的を果たすために3つのことを行っています。犬と暮らす日常に、新しいマナーやスキルをプラスオンすることで、楽しく健康的に「犬の社会的地位向上」を飼い主自身が目指し、学ぶコミュニティです。

《3つのアクション》
1. “犬を知ること”を常にアップデートする
2. 愛犬と散歩するためのマナーとスキルを向上する
3. 愛犬と一緒に”いつもの散歩道”をきれいにする

1つ目の「犬を知ること」は、enkara自体のミッションにも重なりますがこの時代、無数に溢れる根拠のない情報発信に対して、正しく情報を処理することができるのは個の知識が土台にあってこそだと考えています。
肝心な知識の蓄積は、肩書きを鵜呑みに信じるのではなく、根拠ある情報を元に、広告要素や忖度のない知識であるべきだと考えます。その知識がベースにあるからこそ、どんな情報に触れたとしても本質をチョイスできると考えているからです。enkaraWEBメディアで発信する情報は、根拠をもとに構成したオリジナル記事ばかりです。そういった情報に触れ続けることは必ず役立つ日が来ると信じ、多様なコンテンツから適正な情報発信を継続しています。

・enkaraメンバーシップ

2つ目の「愛犬と散歩するためのマナーとスキルの向上」については、記事を読むだけではなくリアルな学びの場としてオフラインイベントを開催し、ドッグトレーナーにアクティビティをしていただきなが参加者へスキルアップしていただいています。また、様々な地域の方からご参加いただくことが出来るウェブセミナーも定期的にワンコイン開催しており、お散歩に必要なトレーニングだけでなく、グルーミング、ごはん、シニア期の悩みなど様々な犬に関わることを学んでいただく機会を作っています。

オフラインイベント「横浜みなとみらい 後援:横浜資源循環局
オンラインイベント「ウェブセミナー(グルーミング)

3つ目の「いつもの散歩道をきれいにする」については、まさにPloggingDogアクションそのものとなりますが、毎日、朝晩散歩する方が多い中、出来る範囲で出来るタイミングでゴミ拾いをプラスオンしていただいています。活動のポイントは、小さなトングとゴミ袋です。その理由は、一番大切なことは愛犬とのお散歩であることがあげられます。日頃の散歩を十分に楽しみながら、ゴミを見つけた時、無理なく気楽に拾うことを大切にしていただいています。

ドッグバンダナに対する想い

PloggingDogアクションで愛犬に身につけていただくドッグバンダナについてお話しします。ここまでのお話からご理解いただけると思いますが、この活動は犬と暮らしている方だけではなく、社会の様々な方へ認識していただくことが重要です。ですが、皆さんそれぞれの地域で活動されているため本アクションに関しては、共通アイテムが効果的だと考えました。そこで、犬にとって負担がないアイテムかつ、資源アップサイクルであることを重視し、様々な企業や個人のご協力のもと、「PloggingDog®アップサイクルアクションバンダナ」が誕生しました。

バンダナがロイヤルブルーである理由は、犬の識別色に合わせたことがあげられます。犬は、人間とまったく同じ世界が見えておりませんが、色が認識できない訳ではありません。そもそも、色を認識する錐体細胞によって、人間は「青・緑・赤」の光の波長を検出することができますが、犬は「青・黄」の2色しか検出できません。犬が人間と同じように識別できる鮮やかな青を起用することで、一緒に同じ色を感じ活動することを大切にしました。

また、当時コロナパンデミックということもあり先が見えない状況下ではありましたが、「いつかコロナ問題が収束した時に、このブルーのバンダナを付けてみんなで集まり、犬たちに鮮やかで美しい青の世界を感じてもらいたい!」その願いを込めました。

PloggingDog®アップサイクルアクションバンダナ

夢が叶い、数多くの犬たちが1箇所に集まり、全員ブルーバンダナを付けて活動した2023年4月の横浜みなとみらいの光景は忘れることができない尊い思い出の1つです。

Ploggingdogアクションが目指す未来

犬と暮らす人たちは、マイノリティです。日本の総世帯数に対する犬の飼育率は9.10%であり、犬と生活を共にした経験がない人たちの方が圧倒的に多いのです。その中、「犬のことを理解してほしい」と感情的に訴えても、正直伝わるとは思えません。犬と暮らしている私たちは、犬が日常に存在することがあたりまえの価値観の中で生きています。多くの方にとって犬は家族であることはもちろんですし、例えば私自身を例に挙げるならば、家族であり、唯一無二のバディだと認識しています。ただ、私たち愛犬家にとって犬たちの存在はかけがえのないものである一方、犬と暮らす人たちは全体の10%にも満たない。そういった現状や立場であることを十分認識する必要があります。有事の際、地域から受け入れていただければ、愛犬と一緒に安心して同行避難することもできます。その受容や許容は、日頃の行動の蓄積の先にあると思うのです。今後PloggingDogアクションは、地域では解決が難しいとされる問題に対しても、広域である利点を生かした継続的なコミュニティとして犬たちの安心へ向けて広げてまいります。

いつでもお気軽に、ご参加をお待ちしております!

ー PloggingDogアクション参加方法 ー
いつでもご参加大歓迎です!お好きなタイミングでスタートしてください。
〈参加方法〉
1. 愛犬と一緒にお散歩をしながらゴミ拾いをして、いつもの散歩道を綺麗にします。
2. 参加風景に「#ploggingdog」と「@enkara.jp」を付けてインスタ投稿!
〈準備〉軍手やトング(衛生面の観点から素手NG)、袋などゴミを入れるもの。
〈大切なこと〉一番大切なことは犬との楽しいお散歩です。怪我や事故、熱中症等には十分気をつけて無理なく、ご自身と愛犬のペースで楽しく安全にご参加厳守お願いします。
詳細:WEB
運営:合同会社enkara
《この記事を読んだあなたにオススメ!》
いつものお散歩にプラスオン!ゴミ拾い活動#PloggingDog参加DOG専用バンダナ好評発売中!
関連記事

「犬と暮らす人はマナーが素晴らしいと多くの人に認知してもらいたい!」その想いから2021年3月にスタートしたPloggingDog(プロギングドッグ)は、愛犬と一緒にいつもの散歩にゴミ拾いをプラスオンするアクションです。犬と暮らす日常に新[…]

関連記事

犬と暮らす私たちにとって、愛犬の問題行動の悩みは大なり小なり誰しもにある事だと思います。ほとんどの飼い主が悩みを抱えているにもかかわらず、日本ではまだまだドッグトレーナーなどの”犬の専門家によるトレーニングを受けること”が一般的ではなく、[…]

\enkara最新情報をチェック!/
 data-eio=VISION「私たちは循環する社会の仕組みを創る」" width="1280" height="768" >

VISION「私たちは循環する社会の仕組みを創る」

今までの犬と暮らす当たり前や固定概念にとらわれず、新しい情報や価値観を知ることで気づきを得るために、様々な情報発信や活動をします。最終目標として掲げる「循環する社会の仕組みを創ること」を実現するため、ミッションとして、“犬を知る“をアップデートし、より豊かな関わりで犬と人が本質的に繋がり、共に生きる姿を提案します。私たちは、循環サイクルの中でその未来を創造し実現できることを強く願いビジネスを営む社会を目指します。

CTR IMG