2020年4月1日から2021年3月31日までを対象期間とした、「令和3年 犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」について、環境省から統計資料が正式発表されました。例年この数値をもとに現状を正しく把握、認識すること、その現状から今どんな問題が起こっているのか想定し、何をすべきなのか具体的に考えるためにenkara考察を記事リリースしています。もちろん、数値はあくまでも指標の一つに過ぎず、この中に含まれていない犬の存在も認識しています。しかし、『数値』という目に見えている部分から、冷静に現状を理解することで、今私たちが取り組むべき課題が見えてくるのではないでしょうか。闇雲に問題や課題を挙げるのではなく、まずはここから、せめて確実に見えている部分の中からできることを今年も皆さんと一緒に考えていきたいと思います。