#25 Audrey 6歳 Lucy推定10歳&Macy6歳&Charlie推定4歳(神奈川県)
娘の初めての言葉は、ママでもパパでもなく『 joe joe (ジョジョ) 』でした。ジョジョは先代の犬で、今はもう亡くなってしまったのですが、オードリーは産まれた時から毎日一緒でした。夜オードリーが泣いた時、一番に駆けつけていたのがジョジョと今いるルーシーで、初めての育児だったけど、夜泣き、夜の授乳・・・と、いつもオードリーを抱く私のとなりには犬たちがいたので、まさに一緒に子育てをしていたなと思います。今振り返ると、彼らが支えてくれました。アメリカの詩で、『子どもを生まれたら犬を飼いなさい』と言う詩があるのですが、まさにそうだと思います。娘は、一人っ子なので彼女にとって犬たちは兄弟であり、友だちであり、本当に大切な家族なんだな・・・とつくづく思います。
昔は犬たちがオードリーの面倒を見ていた感があったのですが、今は犬たちのお姉さんになってます。私が見ていないところでお話ししたり、お布団をかけてあげたり・・・面倒を見る姿があります。幼稚園で「優しく小さい子の面倒をよく見てくれますよ。」と、先生に言われますが、きっとそれは日々の犬たちとの生活の中で、そういう優しい気持ちが育まれたのかなと感じます。ジョジョが死んだ時、獣医さんが、「ジョジョは、虹に行ったんだよ。」と、オードリーに話してくれて、今でも時々虹を見ると「ママ〜、ジョジョいるかなー?」って言うのですが、私はその一言に毎回虹を見るたびに号泣しています。
子どもが赤ん坊の時、子どもの良き守り手となるでしよう。
子どもが幼少期の時、子どもの良き遊び相手となるでしょう。
子どもが少年期の時、子どもの良き理解者となるでしょう。
そして子どもが青年になった時、自らの死をもって子どもに命の尊さを教えるでしょう。※作者不詳