犬ごはんCookBook #12「胃腸いたわる養生ミルクスープ」山﨑枝里


あけましておめでとうございます!そしてはじめまして、山﨑枝里です!
2022年がスタートする1月に犬ごはんCookBookへ連載スタートすることができて、とてもワクワクしています。家族みんなで「食べるって楽しい!美味しい!」という気持ちをお届けできるよう、連載を通して私自身も楽しみながらお伝えしていきます。
大切な家族の”ごはん時間”が豊かで健康を育むものでありますように、どうぞよろしくお願いいたします!
年末のクリスマスパーティー、お正月のご馳走、家族みんなで過ごした楽しい時間。
でも、ふと気づくと…ご馳走続きで飼い主さんと犬たちの胃腸は、なんだかお疲れではありませんか?
お正月明け”1月7日に七草粥を食べる”という風習も、今年1年の無病息災を願う意味がありますが、年末や正月のご馳走で疲れてしまった胃腸を休めるという大事な役目もあります。
七草粥の食材も取り入れ、寒い季節にもピッタリのお腹に優しい食事で、飼い主さんも犬たちも胃腸をいたわりましょう。

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食材(1日2回食の場合の1食分)

☑︎ 鱈(小型犬1切れ|中型犬3切れ|大型犬5切れ)


☑︎ ボイル帆立(小型犬1〜2個|中型犬2〜3個|大型犬3〜4個)


☑︎ 赤カブ&白カブ(小型犬各20g|中型犬各40g|大型犬各60g)


☑︎ セリ(小型犬20g|中型犬40g|大型犬60g)


☑︎ 炊いたごはん(小型犬30g|中型犬70g|大型犬100g)


☑︎ 水(小型犬150ml|中型犬300ml|大型犬400ml)


☑︎ 無調整豆乳(小型犬50ml|中型犬100ml|大型犬150ml)


☑︎ クコの実 2~5粒

※飼い主さんは塩または味噌をプラスして味付けしていただくとおいしく召し上がれます。
※小型犬5kg・中型犬15kg・大型犬25kgで換算。
愛​​犬のステージに合わせ食材バランスを微調整していただ成犬・アクティブな犬へ向けての分量として基本レシピをご紹介しています。
下記のポイントを参考にしながら、愛​​犬のステージに合わせ食材バランスを微調整していただくことでオールステージに対応可能です。

作り方

1. クコの実を30分ほど水につけておきます。
2. 食材を切ります。(鱈と帆立は一口大。カブは1cm角。セリは1cm幅。)
3. 鍋に水を入れて火にかけカブとセリを入れ、沸騰したら鱈、帆立、炊いたごはんを入れて煮込みます。
4. 全体に火が通ったら、火を止め豆乳を加えます。
5. 器に盛り付け、必要に応じキッチンバサミで食材を細かくし、クコの実をかざりつけて完成!
6. 飼い主さんは、塩、味噌などを加え好みの味付けをしてお召し上がりください。

メイン食材について


鱈…白身魚の鱈は身が柔らかく、消化吸収が良いためどんな子でも楽しめる食材です。また脂肪分が非常に少なくヘルシーです。

帆立…貝類の中では高タンパク質な食材。ビタミンB2、鉄、亜鉛が多く特にタウリンは牡蠣の次に豊富。薬膳的な観点から疲労、食欲不振、消化不良などをサポートする食材です。

レシピのポイント


・今回お正月気分を演出するため紅白のカブを用いましたが、なければ白カブのみでOKです。
・豆乳は、加熱すると凝固し分離する性質があります。栄養成分に変化はありませんが分離した際、食感が変わるので火を止めた後、仕上げに加えてください。
・飼い主さん向けの味付けは塩、白味噌、糀味噌が相性がよくオススメです。

食事量の目安


1食分の食事量は、基本として「犬の帽子が目安」です。
”犬の目の上までの帽子”をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。食べる量や消化・吸収能力は1頭づつ異なります。
ご紹介しているレシピは食材をグラム表記していますが厳密である必要はありません。
あくまでも目安としていただき同じ重さでなくても、肉が多かったり、野菜が多くても大丈夫。
たくさん運動した日は食事量を多めにあげたり、おやつを多めに食べた日は少し量を減らすなど調整していただけたらと思います。その他、体質やその日の体調に応じてアレンジしていただいてOKです!

各ライフステージ別!メニュー構成のポイント
・成長期 
からだを作る大切な時期。肉や魚などタンパク質を中心に丈夫な筋肉や骨などをつくりましょう。

・成犬期
体型が安定する時期。肥満に注意が必要。成長期よりも必要エネルギー量が減るため肥満を防ぐ為にも緩やかに食事量を減らしていきましょう。

・老犬期
運動量、食欲や消化能力なども徐々に落ちてきます。水分の多い食事にしたり、必要に応じて食材を柔らかく煮たり、つぶしたり消化吸収しやすいよう工夫しましょう。

私の考える犬ごはん


市販のペットフードももちろん便利で素晴らしいものですが、ラナやクロちゃん達にも豊かな食生活、家族みんなでごはんを食べるひとときが楽しく美味しい時間であって欲しいと願っています。
ラナはしっぽをフリフリしながら、クロちゃん達はゴロゴロ鳴らしながらごはんを食べる姿は私に大きな喜びを与えてくれます。
食べたものでからだは作られ、私自身も心身ともに健やかでいるため、「食の大切さを」感じています。
〈飼い主の笑顔やスキンシップ、心を通わすやり取りがどんな栄養素にも負けない心の栄養を育む。
そして飼い主の健康はペットの健康に繋がり、ペットの健康は飼い主の健康に繋がる。〉

そんなことを感じながら、日々家族みんなのごはんを作っています。

ラナからのメッセージ

名前:ラナ
性別:女の子
生年月日:2016年(保護団体キャバリアレスキュー隊東京からご縁を結んで我が家にやってきました)
好きな食べ物:焼きサンマ・ハンバーグ・りんご
好きなこと:ネコのトンちゃんと遊ぶこと。おとーさんとぴったんこして寝ること。

「みなさんあけましておめでとうございます。はじめまして、ラナちゃんです。
みなさんはお正月、美味しいもの沢山食べましたか?ラナちゃんはご馳走たくさん食べました。
今年もトンちゃんと遊んだり元気モリモリちゃんで過ごします!
おかーさんが考えたミルクスープぜひみんなで食べてね。」

プロフィール

山﨑 枝里(やまざき えり)ペット食育協会上級指導士

1977年岩手県出身。埼玉県在住。
化学の授業が大好きで、大学では材料科学を専攻したリケジョ(理系女子)!
子どもの頃から動物達に囲まれ家族の一員として暮らす。猫のブゥちゃんが腎臓病を患ったことをきっかけに、体に良い&美味しいペットの手作りごはんの研究を本格的にスタート。
現在は夫と、4匹の保護猫(クロ・トン・ブゥ・ペコ)、保護犬1頭(ラナ)と賑やかに暮らしながら「食べるって楽しい!美味しい!」をモットーに、ペット食育協会認定指導士として、ペットの食事や栄養学、健康に役立つ情報を講座やSNSなどで発信している。

〈資格〉
ペット食育協会指導士
ペットフード販売士
ペット災害危機管理士1級
防災士
食品衛生責任者
整理収納アドバイザー


山﨑枝里さんの連載レシピ『飼い主も犬も一緒に〜癒しごはん〜』掲載が”犬ごはんクックブック”に加わり2022年スタートします!
我が家でも早速、愛犬たちに作りましたが大喜び!鱈と帆立の風味をしっかりと感じる味わい深いスープ。
飼い主の私は自家製味噌をちょっと足して♪家族からも「また作って♪」のリピートの声があがりました。
犬も人もみんなで美味しくいただくレシピ連載、楽しみですね。今年も心身共に穏やかに健康にいきましょう。

[文/山﨑 枝里・構成/enkara編集部]
環境への取り組みと価値がマークでわかる犬と人のマーケット

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>VISION「私たちは循環する社会の仕組みを創る」

VISION「私たちは循環する社会の仕組みを創る」

今までの犬と暮らす当たり前や固定概念にとらわれず、新しい情報や価値観を知ることで気づきを得るために、様々な情報発信や活動をします。 最終目標として掲げる「循環する社会の仕組みを創ること」を実現するため、ミッションとして、“犬を知る“をアップデートし、より豊かな関わりで犬と人が本質的に繋がり、共に生きる姿を提案します。私たちは、循環サイクルの中でその未来を創造し実現できることを強く願いビジネスを営む社会を目指します。

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