いつもの散歩にゴミ拾いをプラスオン! PloggingDogアクションSTORY #08 アンサーママさん&ANSWER(東京都在住)

           

「犬と暮らす人はマナーが素晴らしいと多くの人に認知してもらいたい!」その想いから2021年3月にスタートしたPloggingDog(プロギングドッグ)は、愛犬と一緒にいつもの散歩にゴミ拾いをプラスオンするアクションです。犬と暮らす日常に新しいマナーを追加することで、楽しく健康的に《犬の社会的地位向上》を目指しています。コロナ禍の新しい生活様式に対応し、どこか1ヶ所に集まるのではなく、Instagramでメンバーが繋がり、距離を保ってどこからでも自由に誰でも参加できます。
世界中へ広がるこの活動に参加されているメンバー、それぞれのストーリーを紹介する連載。第8回目のインタビューは、東京都にお住まいのアンサーママさんと愛犬ANSWER君です。”PloggingDogアンバサダー”も務めていただいているANSWER君の活動ストーリーをご紹介します。

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PloggingDogアクションに参加した理由やきっかけ___活動に対する想いや変化

アンサーママ:「学校での論文をきっかけに、海洋汚染問題について興味を持った娘が、コロナ禍でボランティア活動が相次いで中止になる中、InstagramでenkaraさまのPloggingDog募集投稿を見つけてくれました。
やる気満々の娘に促され、我が家は家族全員で取り組んでいますが、当初は『犬の社会地位向上』という目標より、『お散歩道を綺麗にしたい』という環境整備の気持ちの方が強かったと思います。
しばらくして【犬の糞尿は飼い主が持ち帰って下さい】【糞尿禁止】という張り紙やサインポールが意外にも多くあることに気付きました。
プラスティックゴミや使い捨てマスク、タバコや刃物や薬等、危険物も見つけ驚いたことは多々ありましたが、それ以上に<犬の糞尿で困っている人がこんなにいる>ということにただただびっくりしました。『地域から愛される犬であって欲しい。犬が歩くとその道は汚れるどころか綺麗になると思って頂きたい。』enkaraさまが目標としていたことが、自分の心の中からも生まれていました。」

活動を楽しく続けるポイントは?

アンサーママ:「『トレーニングを楽しもう!』という気持ちで続けています。
元々新しいことを覚えることが好きなアンサーは、トレーニングの時間になると目が輝くので、ゴミ拾いを楽しく続けるには、トレーニングの要素を取り入れてみようと思いました。お散歩もゴミ拾いも、犬と飼い主だけで成立するものではなく、社会へのマナーも必要です。
安全で落ち着いた行動が取れた時、気になる物が落ちていても口に入れなかった時、草むらをかき分けてゴミを見つけた時、ゴミを袋に入れている間は定位置でしっかりお座りできた時、などなどその都度褒めてお給料(トリーツ)を出します。
アンサーは褒められたくて『見て見て』と言わんばかりに行動します。
PloggingDogの時間は、ただのお散歩でもゴミ拾いでもなく、遊び感覚も入ったトレーニングの貴重な時間にもなっています。」

ANSWER君に変化はありましたか?

アンサーママ:「PloggingDogをしていると、すれ違う方からたくさん声をかけて頂きます。
家族や友人以外の人間が急に怖くなり、見かけるだけで飼い主の影に隠れたり抱っこを要求した時期がありましたが、日々の積み重ねで、人間は怖くないんだと学習し少しずつ慣れていきました。
最近、enkaraさまの青いバンダナをつけてPloggingDogをしているのですが、以前より多く声をかけて頂くようになり、今では【怖い】という気持ちもすっかり克服でき、初めての方の手のひらから、持参したトリーツも食べられるようにもなりました。」

心に残るエピソードを教えてください

アンサーママ:「お散歩道やSNS上で、アンサーの活動をきっかけに『PloggingDogを始めました』とご丁寧にお知らせ下さる方が増えました。いつものお散歩にゴミ拾いをプラスオンする、回収量はとても小さいものですが、毎日続けている励みになっています。

先日、フォロワーさんのお一人の愛犬ちゃん達が、地元の新聞にPloggingDogの様子を掲載されたとご報告を頂いた時、自分ごとのように大変嬉しく思いました!
この活動がどんどん広がり、PloggingDogという言葉や活動が多くの方に知って頂ける日が訪れることを改めて願ったエピソードでした。」

犬たちの環境や立場に対して飼い主が意識できることはあると思いますか?またどんな社会を期待したいですか?

アンサーママ:「私たちの住む地域周辺は、数年前よりDog friendlyなお店やホテルが増えました。
でもつい先日、友人といつかランチ利用したいと話していた犬同伴可のお店が、『度重なるマナー違反に悩み、残念ながら犬同伴不可の飲食店に戻す』と告知されているのを見かけました。

犬OKな場所が増えることで、愛犬との行動範囲が広がり、過ごし方も変わるとても有り難い傾向でしたが、快く提供してくれた企業をがっかりさせ、他のお客様にもご迷惑がかかったことと思います。

犬たちの社会地位向上は、飼い主のモラルと責任感を徹底することが大前提です。
ドッグスクールよりも飼い主のスクールが身近にたくさんあったらいいな…私自身も通って指導を受けたいな…と思うほどです。まずは飼い主自身が地域や社会から信頼されるように行動をすることと、犬についての知識を身につけることを継続していきたいです。


編集部です。ANSWER君は東京都で活動をしてくれています。中でも都会エリアなので、様々な方がANSWER君の活動を見かけ、PloggingDog活動を知るきっかけに繋げてくれています。実際に、PloggingDog活動はトイプードルのご参加が多く、皆さんの意識の高さを感じます。
PloggingDogアクションは、リードを持ちながらトングとゴミ袋を持ってゴミ拾いをするため、犬との連携は欠かせません。安全に活動を行うためには、ゴミを拾う度に”停止”する動作が入ります。その動作の中で自然とコミュニケーションをはかり、犬とゴミを探すという遊びを取り入れながら楽しくトレーニングすることもできます。また、活動報告用の写真撮影も、一定時間”待つこと”を学びます。その日々の繰り返しは、犬たちの意識を少しづつ変化させていきます。
そのことを犬と暮らす飼い主が知ること、学ぶこと、実践することで犬は人との関係をさらに深め、社会化が高まりパートナーシップが築かれていきます。特に都会で暮らす犬たちは多くの目があり、多くの価値観で溢れる中、日々生活をしています。犬たちが社会から愛されることを大切にする意識を持って、柔軟な社会の受け入れの変化を大切にしたいと感じました。
アンサーママさん&ANSWER君、貴重なお話をありがとうございました。これからも優しく、先進的かつ充実の毎日を___

ー PloggingDogアクション参加方法 ー
いつでもご参加大歓迎です!お好きなタイミングでスタートしてください。
1. 愛犬と一緒にお散歩をしながらゴミ拾いをして、いつもの散歩道を綺麗にする。
2. 参加風景に「#ploggingdog」を付けてインスタフィード投稿!
〈準備〉軍手やトング(衛生面の観点から素手NG)、袋などゴミを入れるもの。
〈大切なこと〉一番大切なことは犬との楽しいお散歩です。怪我や事故、熱中症等には十分気をつけて無理なく、ご自身と愛犬のペースで楽しく安全にご参加厳守お願いします。
詳細:WEB
主催運営:合同会社enkara
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今までの犬と暮らす当たり前や固定概念にとらわれず、新しい情報や価値観を知ることで気づきを得るために、様々な情報発信や活動をします。最終目標として掲げる「循環する社会の仕組みを創ること」を実現するため、ミッションとして、“犬を知る“をアップデートし、より豊かな関わりで犬と人が本質的に繋がり、共に生きる姿を提案します。私たちは、循環サイクルの中でその未来を創造し実現できることを強く願いビジネスを営む社会を目指します。

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