犬ごはんクックブックは、ワイマラナーのエルマーと暮らす料理研究家 宮前 真樹さんがサステナブルな食材を取り入れながら、食事の時間をより豊かに楽しんでいただけるように、犬の手作りごはんレシピを作り方とポイントを交えてご紹介。そろそろ年末、今年も厳しい寒さがやってきますね。今回は、体が冷えるこの時期にピッタリな”温めるレシピ”です。自然の恵みから栄養をしっかりいただくために「奥多摩やまめ」を使った具沢山のスープレシピをご紹介します。
材料(1日2回食の場合の1食分)
☑︎ 奥多摩やまめ (小型犬10g|中型犬 30g|大型犬 50g)
☑︎ 鶏ひき肉 (小型犬 30g|中型犬 50g|大型犬 100g)
☑︎ 野菜〈春菊・ジャガイモ・なめこ・かぶ〉 (小型犬 30g|中型犬 50g|大型犬 100g)
☑︎ 味噌 (小型犬&中型犬 耳かき1杯程度|大型犬 小さじ1/2程度)
☑︎ 白すりごま (小型犬&中型犬 小さじ1/4程度|大型犬 小さじ1程度)
☑︎ 豆乳 (小型犬 大さじ1|中型犬 大さじ2|大型犬 大50ml)
☑︎ 鶏スープ (200ml〜300ml ※食材がひたひたになる位)
☑︎ 飾りつけ用(ディル 少量・クコの実 2~5粒)
※犬のサイズは、小型犬(〜5キロ)中型犬(〜10キロ)大型犬(〜25キロ)として計算。分量はあくまでも目安です、体質や体調に応じてアレンジして下さい。
※成犬・アクティブな犬へ向けての分量として基本レシピをご紹介しています。幼犬期にはタンパク質を増やし、シニア期にはタンパク質を減らすなど愛犬のステージに合わせ食材バランスを微調整していただくことでオールステージに対応可能です。
作り方
1. 鶏団子を作ります。鶏ひき肉を練って小さなお団子にし、茹でて冷まします。
2. 野菜もそれぞれ小さく切り水から柔らかくなるまで茹でます。
(飾りに使うカブは、薄く切り茹でておきます。)
3. お皿に具材を盛り付け、味噌とごまをしっかり混ぜ人肌温度にしたスープに豆乳を加えて注ぎ、飾りつけをして完成です。
※スープのこと
今回は、鶏団子を茹でた時の茹で汁を今回使用しています。人肌程度に温めたものが理想的です。魚系スープ、無添加の和風出汁など風味付けで使うのもおすすめです。
メイン食材「やまめ(奥多摩やまめ)」
やまめはサケ科の川魚です。「奥多摩やまめ」は、東京都の養殖業者さんが丹精込めて育てており、多摩地域で出会えます。 3年、4年と成長し続け、40cmから50cmの大きなやまめとなる「奥多摩やまめ」は、 しっかりと脂ものり、くさみもなく、お刺身でもいただける極上の山の恵みと言われています。 旨味成分を卵に奪われる事がないため1年中美味しく、良質な天然の脂を摂取する事ができます。
栄養素としてはビタミンD12・Dが多く、低カロリーで高タンパク質、高ビタミンのスーパーフィッシュ!やまめの皮の主な栄養分はコラーゲンで、この皮をグツグツ煮るなどの方法で抽出されたものはフィッシュコラーゲン等と呼ばれ、動物性コラーゲンよりも吸収性が良い特徴があります。
骨を丈夫にする
脳の機能を保つのを改善する作用
高血圧や動脈硬化の予防にも有用
レシピのポイント
今回は、【Bestie】奥多摩やまめ(プレミアムレトルト)をメイン食材として使用しました。袋を開けた途端にやまめの美味しい香りがします!身がふっくら優しくほぐれるので、シニア犬や食欲の無い子へそのままトッピングしてあげると喜ぶと思います。
野菜は季節に併せて選ぶと、栄養の面でもバランスが取りやすくなります。調理方法は、指で簡単に潰れる位の柔らかさまで煮込みます。
みそは、必須アミノ酸を多く含み体を温めるので寒い時期には少し足してあげると良いです。ごまは、トッピングとしても便利な食材で、リノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸を多く含みます。
奥多摩やまめを丸ごと味わっていただける大人気商品人間用レトルトと同基準(120℃で4分以上加熱)で加圧、加熱殺菌処理。ふっくらとした食感にするため蒸し加工を施しました。いつものごはんにトッピングとして、シニア期の犬の介護食としてもおすすめです。
最近のエルマー
名前:エルマー
性別:女の子
生年月日:2017年12月30日
好きな食べ物:鹿ジャーキー・バナナ
好きなこと:段ボールの解体・ドッグラン遊びとお風呂
お散歩もドッグランも、我々飼い主には冷えとの戦いの季節がやってきましたね。
寒がり面倒くさがりの私は、エルマーと暮らしていなかったら、あの寒い公園には絶対に行かないだろうな…と思います。
でも、遊んだ後のこんな笑顔を見ちゃうとね…。寒さよりも幸せの方が勝ちますね!泥だらけの肉球も可愛いです(笑)
手作り食をはじめて食べる犬の場合、野菜類は少なめからスタートして時間をかけて移行することで消化吸収を促進します。また、ウンチのチェックは必ずしてください。下痢や便秘になっていたら、食材や作り方など食事を見直します。分量はあくまでも目安です、体質や体調に応じてアレンジして下さい。
今回の盛り付けは、”クリスマスリース”をイメージしました。12月にぜひお楽しみいただけたらと思います。愛犬に合わせて、飼い主さんが工夫しながら今月も一緒に「ごはん時間」を楽しんでくださいね。
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