日本の犬の流通を可視化する〜うちの犬ってどこから来たの?〜 TYPE4 保護団体

           

犬と暮らしていると「どこから迎えたの?」という愛犬家同士の会話は日常的です。その答えは、ペットショップ、ブリーダー、保護団体、愛護センター、友人から・・・など様々です。でも、そのもっと先、ペットショップ、保護団体、愛護センター、友人の元へ来る前は、一体その犬たちはどこにいたのでしょう?うちの犬って、一体どこで生まれて、どこから来たのだろう??どんな道のりをたどって私たちの家族になったのか。私たちは、日本で暮らし犬との暮らしを考えた時、実はどのように犬を迎えていたのか、日本の現状を知る場所、そして具体的に動ける場所を作りたいと思います。

現在、犬猫は生体販売の流通過程で年間約80万頭が取引され、そのうち約25,000頭が死んでいると言われています。今まで解決すべきは「殺処分問題」の比重が大きかったかも知れません。ところが現在、犬に限っては殺処分が約8,000頭、流通死は12,000頭と逆転現象が起こっています。そのことから、私たちは日本の犬の流れを正式に発表されている数値をもとにニュートラルに可視化することにしました。もちろん、数値はあくまでも1つの指標にすぎません。この数値に入らない犬たちの存在も、そして数字の操作もそれなりにあると認識しています。ただ、まずはここから、せめて見えている場所の中からできることを皆さんと一緒に考えていきたいとそう思います。

前回までに、「TYPE1 野良犬と野犬」、「TYPE2 動物愛護センター」、「TYPE3 生産流通システム」を可視化しました。
今回は、「TYPE4 保護団体」について今の現状をお伝えします。保護犬ビジネスも横行する今、適正に情報をキャッチし、見定める目と知識が必要です。
皆さんの“犬を知る“を一緒にアップデートしていきましょう!

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1.日本の動物保護の現状

日本の動物保護は、動物愛護センター(行政)を中心とした仕組みを目指しているものの、現状、民間の「保護団体活動を支援する立場」と「動物を直接保護する立場」が大きく関わり、役割分担が行われ、その仕組みが成り立っています。まずは、現状を体系的に知っていただけたらと思います。

犬の保護に関わる立場と特徴


より多くの犬を保護譲渡につなげるために、立場によって様々な形で活動資金やリソースを得て、その特徴に合わせた運営を行なっています。
もし、私たちが「家族のいない犬を保護している立場に寄付をしたい!」と考えた時、上記の表を参考に、ご自身のポリシーに合う目的で運営を行う団体に寄付やサポートを行うことが大切です。

公益の社団法人・財団法人紹介

厳しい審査認定基準を通過し、認定を受けた公益団体を紹介します。
「保護活動を支援する立場」として主な活動を行う団体や、「保護活動を支援する立場」と「動物を直接保護管理する立場」兼任で活動を行う団体がありますが、
どの団体も長年活動を行なっており、比較的潤沢なリソースや資金を持ち、それぞれの目的を目指し事業を行っています

■公益 社団法人
一定の目的のもとに結合した「人」から成り立ち、団体として組織や意思などをもって、1つの社会的存在として行動する組織のこと。営利目的ではない法人。

・アニマルドネーション
活動:動物専門寄付サイト
今まで同団体に寄付された総額 ¥178,027,943-(2021.3.8時点)
独自認定団体〈20団体〉に振り分けて分配(うち6団体が公益財団)。
https://www.animaldonation.org/

■公益 財団法人
一定の目的のもとに拠出された「財産」の集まりであって、公益を目的として管理運営されている組織のこと。財産の運用を目的とする法人。

・日本動物愛護協会
活動:譲渡会開催、広報誌発行、高齢ペット長寿表彰、ペット災害対策推進など
https://jspca.or.jp/

・神奈川県動物愛護協会
活動:保護施設運営(常時80頭保護)、譲渡会開催、附属動物病院経営、動物福祉士検定養成、啓発・教育活動、研究、飼育相談など
※飼育困難な飼い主からの引取りがメイン。その他は迷子など。
https://kspca.jp/

・日本動物福祉協会
活動:動愛法広報活動、適正飼養リサーチ改善要望、動物闘争全面禁止活動、動物福祉広報活動、不妊去勢手術推進助成など
https://www.jaws.or.jp/

・日本アニマルトラスト
活動:保護施設運営(常時550頭保護)、譲渡会開催、附属動物病院経営、ドッグトレーニングなど
※飼育困難な飼い主からの引取りがメイン。その他は迷子など。
https://happyhouse.or.jp/

・動物環境・福祉協会Eva
活動:セミナー、講演、シンポジウム、イベント開催など
https://www.eva.or.jp/

・日本愛玩動物協会
活動:愛玩動物飼養管理士検定、ペット共生住宅管理士検定、ペットオーナー検定、適正飼養管理に関する調査研究助成など
https://www.jpc.or.jp/

・動物臨床医学研究所「人と動物の会」人と動物の未来センター・アミティエ
活動:保護施設運営、譲渡会開催、訓練、体験学習など
※鳥取県愛護センターと提携し保護譲渡を行う。一般飼い主からの引取り不可。
http://haac.or.jp/

日本の動物保護のカタチ

動物保護の形は文化や歴史的背景の影響を受け、国によってそれぞれ仕組みが異なります。日本独自の仕組みや流れをまずは知ることが大切です。
ここでは、ドイツと比較して日本のカタチを見ていきましょう。ドイツの場合、民間のティアハイム(保護施設)に資金や人員などのリソースが集結し、犬も施設で管理譲渡されます。そのため、犬と暮らしたいと考える人は、その施設に足を運ぶことで犬を迎えることができ、サポートをしたい人は施設に通いボランティアを行います。資金が1箇所にまとまることで大きなパワーとなり、安定的かつ継続的な運営を行うことが可能です。
一方日本では、動物愛護センターを運営する行政が保護団体に犬を譲渡するため、保護団体はそれぞれが小さな代理店のような立ち位置にあります。保護団体はそれぞれのポリシーを掲げており、スタンスや譲渡条件が異なるため犬と暮らしたいと考える人は、どこへ行けば希望の犬を譲り受けることができるのかとてもわかりづらい状況です。また、施設を持たない保護団体はその犬に新しい家族が決まるまで、一般人のボランティアへ犬を預けるため、多くの預かりボランティアが必要な設計です。さらに、預かる人の知識や経験が浅い場合も多く、問題行動が起きてもトレーニングなどの機会が行き届かず、実際に保護中の犬が逃走する事故も頻繁に起きています。

保護団体の犬と資金の流れ


まずは、保護団体と犬の流れについてまとめてみました。保護団体には、大きく分けてパープルで示した繁殖場をはじめ商用利用された犬たちの受け皿として保護活動を行う保護団体と、グリーンで示した野犬や野良犬などを保護する団体の2種類があります。「保護犬」と一括りで呼ばれる犬たちも、実はそれぞれ出生に大きな違いがあります。このフローチャートを見たときに「殺処分ゼロ」を目指すなら、皆さんはどちらの保護犬をサポートし、保護する必要があると感じますか?誤った選択をした時、結果繁殖場の事業を意図せず支えていることに気がつきませんか?


次は、保護団体が発表している収支報告書より保護団体と資金の流れについてまとめてみました。
保護団体は、善意の税金、寄付、募金、会費等と、新しい飼い主からの譲渡費用を中心とした事業収益によって資金調達を行い運営しています。
日本のスタンダードな保護団体のカタチは、施設を持たず預かりボランティア宅での無償管理です。その際にかかる犬の管理費(医療費、食費、交通費など)が保護団体の主な支出となります。ただ、その犬にかかった実費は譲渡の際新しい飼い主へ別途請求しており、マイナス分は極めて少なく、潤沢な前年繰越し金を持つ団体が数多く見受けられました。
一方、施設所有の保護団体は別問題です!施設維持費としてより多くの資金が必要になります。
あなたなら、どこに資金の流れを作ろうと感じますか?

時代背景による保護団体リソース問題


現状の日本は、動物愛護センターに収容された犬を施設を所有しない保護団体へ譲渡し、その保護団体に協力する預かりボランティアが管理を行い、新しい家族へ譲渡する形がスタンダードです。
非営利ボランティアとして活動を行うため、活動資金を寄付金から賄うことはできるものの、保護活動で生活は成り立ちません。そのため、多くは専業主婦層がメインとなり20年以上保護活動を行ってきた背景があり、現状もベースは変わりません。
複数団体へのヒアリングによると、そのボランティア層は高齢化が進み、マンパワーが必要なこの仕組みに対し、圧倒的に人員リソースが足りていません

ではなぜ、ボランティアの高齢化が進んでいるのでしょうか?
その根拠と答えは、現在の日本の時代背景にあると考えます。
平成8年より共働き世帯が専業主婦世帯を抜き、20年後の現在、その差は専業主婦世帯の2倍以上に逆転しており、夫婦共働き世帯は全体の47.6%を占めます。そのため、多くの成人女性は仕事と生活を両立しており、ボランティア稼働が可能な層が圧倒的に少なくなりました。
また、一般的に保護団体は施設を所有せず、その多くは、保護団体に協力する一般人(ボランティア)が、自宅で数頭の保護犬を飼養管理しています。その環境についても現在、マンションなどの住環境変化により、その仕組みの継続は今後難しいと推測されます。

時代背景として、ボランティアの高齢化、マンションなど住環境の変化、共働きなど、ライフスタイルに大きな変化がある中で、保護団体が大きく関与せざるを得ない現在の保護譲渡活動のカタチはすでに継続は難しく、破綻は時間の問題です。

参考:
内閣府男女共同参画白書
国勢調査

企業運営マッチングサービス


「保護団体は、どんな犬でも保護している、そして保護してくれる。」というイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、基本的に保護団体は「動物愛護センター」「繁殖業者」「引取り屋」からしか犬を引き受けません。
飼い主に、万が一の事態が起きて犬の飼育継続が困難になった時、保護団体に問い合わせても受け皿はほとんど無く、知人に譲渡する、もしくは地域の愛護センターで引き取ってもらうしか今は方法がありません。
そんな中、近年この市場に参入する企業が複数見られるようになり、WEBサービスとして飼い主が愛犬に「新しい家族」を探すことができる個人間のマッチングサービスが一般化してきました。いざという時に命をつなぐために貴重な場になっています。事業収益は、サービススポンサーからの資金提供のため、無償で譲渡をすることが規則で定まっており安心です。(ただし、有償譲渡の保護団体がPRとして掲載しているため注意が必要!)

「ペットのおうち」
「ジモティー」

2.流通で分ける保護犬の種類


「保護犬」とまとめて表現される「飼い主のいない犬たち」ですが、その種類はどこから流通されてきたのかをベースに考えると、実は3種類に分かれます
保護犬ビジネスも横行する今、適正に情報をキャッチし、見定める目と知識が必要です。
「犬を飼うなら飼い主のいない保護犬にしよう」というあたたかな想いが、選択を誤ることで劣悪繁殖を加担することへ繋がります。ここでは、保護犬の種類についてお話しします。

A.愛護センター管理の犬

センター捕獲の迷子や野良犬、飼育放棄の犬。
何らかの理由で飼育困難になった犬やその情報がセンターへ集まります。
基本、事業者からの不要犬は現在引取りを断ることができるため、依頼は一般家庭がメインです。
愛護センターで管理・トレーニングを行い、譲渡まで全てを積極的に行うセンターもありますが、今の日本のスタンダードは、保管期限になった犬を「認定登録した保護団体※」へ譲渡する流れです。
保護団体は、自己資金や集めた寄付金等を使い、その犬に対して適正な医療措置やグルーミングなどを行ったあと、新しい飼い主を探します。
譲渡の際、新しい飼い主へ犬の医療費用等(相場 3〜6万円)を請求することで運営を継続しています。

<犬の種類>
・捕獲した野犬、野良犬
・飼い主が飼育困難になった犬
・一般家庭からの多頭飼育崩壊から保護した犬
<ポイント> 愛護センターに収容されても、その多くは「保護団体」に流れていく仕組み。
多額の税金を使い立派な愛護センターを建設し専門家を配置しても、犬はそこで管理されるのではなく、基本的に保護団体に属するサポーター(一般人ボランティア)が、自宅で数頭の犬を飼養管理している。
犬に直接関わるボランティアは資格、免許も必要なく、認定されている訳ではない。
犬を迎えたいと愛護センターに行っても、そもそも犬が極めて少ない。
愛護センターから犬を迎える場合は無料〜数千円だが、保護団体から迎えると相場3〜6万円。

※例:東京都動物愛護センターの認定登録団体数(犬)は、38団体(2021.3.8時点)

B.商用利用犬

商用利用の末、流通から外れた余剰の犬。
近年「保護犬」「繁殖引退犬」という、ある意味ブランド犬を作り上げ、良心に付け込む「保護犬ビジネス」を行う企業や事業者、人、団体が多く存在します。
動物愛護法で、繁殖場をはじめ事業者からの不要犬を愛護センターが引き取りを拒否することができるようになったため、不要な犬を捨てる場所に困った事業者が、新たなビジネスをはじめました。また事業者から不要な犬を引き取る「引取り屋」が、動物保護団体として表と裏の顔を持ち、そういった犬を保護犬として譲渡しているケースもあります。
そのため、このカテゴリーから犬を迎えることは、ペットショップ展示販売や劣悪な繁殖の擁護になりかねないので十分に注意が必要です!!
大多数がプロであり、動物取扱業の資格を所有し、堂々と事業運営を行っています。
繁殖などで商用利用された犬たちの末路であることも多く、その背景には、繁殖引退、繁殖屋、ブリーダー崩壊など複雑に絡んでいます。
このカテゴリーの犬の見分け方として、純血種または純血種同士の混合種(純血種MIX)で5〜7才の雌犬が圧倒的に多いという特徴があります。保護犬であるにも関わらず、生年月日が掲示されているケースや、保護理由として「ブリーダーからの依頼」などが書かれている場合も悪質で常習性が高いため注意が必要です。
何度も繁殖し、利益を生んだ犬を「保護犬」として見せ方を変えることで、愛犬家から寄付金を集め、さらにその犬を新しい飼い主へ譲渡して譲渡費用(3〜6万円)請求します。商用利用された犬たちが「ブランディングされた保護犬や繁殖引退犬」として世間に出るまでに、あまりにも多くの人がその犬に関わり利益を得るモデルになっています。

<犬の種類>
・純血種または純血種同士の混合種(純血種MIX)
・5〜7才の雌犬が圧倒的に多い。
<ポイント> いつも純血種または純血種同士の混合種(純血種MIX)の犬をメインとして「新しい飼い主」を探している保護団体には注意が必要。
保護理由が「ブリーダーからの依頼」の場合このカテゴリに該当するケースが大。
保護すべき犬を限りなく減らすことが目的ではなく譲渡が目的になっている場合は注意。
このカテゴリの犬を保護犬として保護しても、空いたその枠に新しい繁殖犬が入るだけで根本的な問題改善には全くならず、むしろ状況の悪循環に加担することになる。
このカテゴリーに入る犬は正式には保護犬ではなく、あくまで流通から外れた業者にとって不要になった余剰犬。

C.野犬、野良犬

民間で直接捕獲した迷子や野良犬。
愛護センターが捕獲を行った野良犬は、新しい家族へ繋げるため保護団体へ譲渡されることもありますが、ここに振り分けた迷子や野良犬は、「行政に頼らず自ら捕獲、保護を行う個人や団体が管理する犬たち」です。
狩猟犬(ガンドッグ)が、迷子遺棄されるケースも多く、その保護を専門に行う団体も存在しています。
ただ、野犬や野良犬といった、人馴れしていない身体能力の高い中型犬や大型犬を取り扱うことができる知識や経験が必要なため、必ず専門性の高いトレーニングがマストです!
社会化や散歩トレーニングを経て、逃走等のリスク等を減らしてから譲渡に繋げています。そのため、そういった犬を取り扱うことができる専門家やプロが時間をかけて関わっていることが特徴です。

<犬の種類>
・野犬、野良犬
・飼い主が飼育困難になった犬
<ポイント> 行政に頼らず自ら捕獲、保護を行う個人や団体が管理する犬たち。
社会化や散歩トレーニングを経て、逃走等のリスクを減らしてから譲渡に繋げている。

3.特徴的な保護団体の活動


保護団体が、これからも今までと同じ認識とフローで継続活動を行うことは先述の通り極めて困難です。時代にフィットした保護の形を具体化するために、今までにない価値観で特徴的な活動を行う団体の存在があります。一部ではありますが、その特徴を交えて活動をご紹介します。

1.グルーミングサロンを経営するグルーマーが行う保護活動
プロフェショナルなスキルと所有する店舗を利用し、保護譲渡を行う。
・GOGOグルーマーズ

2.施設を持ち、野犬をトレーニングした上で、新しい家族へ譲渡を行う保護活動
・ピースワンコ(広島県神石高原ふるさと納税で支援可能、累計譲渡数2,500頭)
・キドックス(コミュニティー型保護施設)
・KDP(トレーニング管理譲渡)
・ワンライツ鎌倉(野犬の多い地域〈山口県周南市、沖縄県〉から野犬を引受け管理譲渡)


3.家庭で飼育ができなくなった犬を保護し、新しい家族へ譲渡を行う保護活動
・ARK(施設保有)
・Perro


4.常時保護犬に会える店舗型の保護譲渡施設
・SPA(東京都)


5.飼い主にもしもの事があった場合に、残された犬の一生を保証する有償ペット受け入れ事業
・公益財団法人日本アニマルトラスト(施設保有)


今回は、細分化し見えづらくなっている日本の保護団体についてまとめて可視化しました。日本の場合、保護団体を管理する立場は、本来動物愛護センターではあるものの残念ながら機能しておらず、各保護団体の裁量に任されており、過剰なレスキューや金銭の不透明な流れなど様々な問題があとを絶ちません。
また、「殺処分ゼロ」という言葉がひとり歩きしていますが、そもそも、どのカテゴリに属する犬たちが現状処分されているのか?感情に任せ闇雲に保護犬の譲渡を促進するだけではなく、まずは原因を知ることでサポートすべきことが明確になり、課題解決に向かうと考えます。
日本の動物保護の仕組みは、今の時代に果たしてフィットしているのか___本当の問題はどこにあるのか?今後「保護すべき犬がいる場合」どのような仕組みや流れ、文化を築く必要があるのか____改めて冷静に私たちは一体何を目指しているのか、立ち止まり考え直す時だと思います。

“If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.”
速く行きたいなら一人で行きなさい 遠くへ行きたいならみんなで行きなさい

Miyako
インフォグラフィックス担当|外大を卒業後、総合商社で総合職として働きながら、グラフィックレコーディングのスキルを独学で習得。19年4月に武蔵野美術大学造形構想研究科への進学をきっかけに退職し、現在は大学院生フリーランスとして、持ち前の明るさとグラフィックレコーディングスキルを生かしながら、様々な分野での「見える化」の可能性やコミュニティ作りを追求中!

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